提灯の別名「火垂る(ほたる)」にちなんで名づけられたといわれるこの花。
子どものころ、花の中に本物の蛍を入れて遊んだという話も残っていますね。
実際に蛍が花の中で光っている様子は、今ではネット動画などで見ることもできます。
幻想的で、とても美しい光景です。
我が家の庭でも、毎年この時期になると蛍袋が咲きます。
ただ、残念ながら蛍はいないので…光る姿は見られません。
数年前までは、車で少し足を伸ばせば、近隣の市町村で「蛍を見る夕べ」といったイベントも行われていました。
子どもの頃には、近所の方が蛍を放していた場所があって、夏の夜になると楽しみに見に行ったものです。
蛍は、水のきれいなところにしか住めないと言われていますね。
それに加えて、最近の夏は暑すぎて、きっと蛍たちにも過酷な季節なのかもしれません。
それでも、やっぱりあの光をまた見たくて。
今年の夏は、ちょっと高原のような涼しい場所へ、蛍に会いに出かけてみようかな…そんなことを思いました。